相続税の申告期限まで3ヶ月を切っている

 相続税の申告と納付は、被相続人が死亡したことを知った日の翌日から10ヶ月以内に被相続人の住所地を所轄する税務署へ申告書の提出と納付をする必要があります。

 相続手続きは法事や遺品整理と比べると後回しになりやすく、申告期限ギリギリにご依頼を受けるケースも多くあります。

 相続税の申告・納付は、スムーズでも2~3ヶ月は準備に要する案件が多いです。

 相続税の申告では、ご依頼者様やすべての相続人の方々で準備していただくものもあるため、法事等が落ち着きましたら早めにご依頼されることをお勧めします。

 

 もし相続税の申告・納付が期限に間に合わなかった場合、延滞税や無申告加算税などが発生します。

 また配偶者の税額軽減や小規模宅地等の特例には期限内の遺産分割・申告要件があり、大きな節税効果があるため、活用できるケースでは必ず期限内の申告を心掛けてください。

 申告を忘れてしまっていた場合や続けて相続が発生してしまった場合など、どうしても期限に間に合わないケースもありますので、出来るだけ早めにご依頼ください。

 

相続税の申告期限