令和5年分の確定申告はお済みでしょうか。
令和6年2月16日より所得税等の確定申告の受付が開始されています。
所得税・贈与税の申告・納付は3月15日まで、個人事業者の消費税等の申告・納付は4月1日までとなっています。
サラリーマンなどの給与所得者でも、家族形態の変更などによる扶養控除の変更やふるさと納税のワンストップ未申請分や5自治体以上の寄付がある場合の寄附金控除など、確定申告することでお得になるケースもありますので、今一度ご確認ください。
確定申告に併せて相続が発生した際にも、故人の確定申告が必要になる場合がありますのでご説明させていただきます。
故人が亡くなるまでの所得の確定申告を準確定申告といいます。
準確定申告は遺産相続に伴う所得税の申告手続きで、年の途中で亡くなった方の所得や税額を計算し、相続人が期限内に申告と納税を行う必要があります。
以下に、準確定申告に関するポイントを簡潔にまとめます。
- 対象税目: 所得税
- 手続き期限: 相続の開始があったことを知った日の翌日から4か月以内
- 申告方法: 準確定申告書に必要事項を記入し、被相続人の死亡当時の納税地の税務署に提出
また、相続税の準確定申告では、所得控除の適用や手続き方法について留意が必要です。詳細は、税務署の指導を参考にしてください。
この期間は、皆さまにとって忙しい時期かもしれませんが、的確な手続きを行うことで円滑に進めることができます。
何かご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。